第71回ゲーム理論セミナー(1月11日)

以下のとおり第71回(本年度第6回)ゲーム理論セミナーを開催いたしますので,ご案内申し上げます.

今回は金曜日に開催します.

日時: 2008年1月11日(金) 17:00-18:30

場所: 東京工業大学大岡山キャンパス西9号館7階707号室
http://www.titech.ac.jp/access-and-campusmap/j/o-okayama-campus-j.html
をご覧ください.西9号館は大岡山西地区にあります.707号室はエレベーターを7階で降り右手です.

報告者:福元健太郎氏(学習院大学法学部)

タイトル:Why Do Bicameral Chambers Usually, but Not Always, Agree? A Game Model

概要:
Naive observers wonder why the bicameral conference is not held after the second chamber's amendment of the first chamber's bill, while complete information models fail to explain why the conference is sometimes held. This paper addresses both questions by constructing an incomplete information model. The more uncertain a chamber is of the other's position or the more important a bill is, the more likely the bill is to be amended or taken to the conference.

問い合わせ先: 
大和毅彦(東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻)
  Tel: 03-5734-2677 E-mail: yamato@valdes.titech.ac.jp
武藤滋夫(東京工業大学大学院社会理工学研究科社会工学専攻) 
  Tel: 03-5734-3622 E-mail: muto@soc.titech.ac.jp
渡辺隆裕(首都大学東京都市教養学部経営学系)
  Tel: 0426-77-1139  E-mail: forward0@nabenavi.net

大審問官の理想社会と管理権力(1月28日)

講師: 笠井 潔(小説家・評論家)

日時: 2008年1月28日(月) 午後6時30分~8時30分

受講料: 2700円

会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館 6階 607

概要:亀山郁夫氏の新訳で、若者たちにも再び読まれはじめている『カラマーゾフの兄弟』だが、作中には、兄イワンが叙事詩「大審問官」の構想を弟アレクセイに語る場面がある。これにかんして従来は、ロシア革命やスターリン主義との関連で論じられることが多く、「社会主義の崩壊」以降は半ば忘れられていた。しかし「大審問官」は、到来するだろう二一世の権力形態(管理権力)を的確に特徴づけた、ジル・ドゥルーズの見解を先取りしているところがある。新たな視点で「大審問官」を読み直したい。

略歴:笠井 潔(かさい きよし)
1948年、東京に生まれる。七九年、『バイバイ、エンジェル』で小説家としてデビュー。他に『ヴァンパイヤー戦争』、『哲学者の密室』など。また評論には『テロルの現象学』、『国家民営化論』、『探偵小説論』三部作などがある。

お申し込み先  新宿住友ビル4階 朝日カルチャーセンター
   電話予約・振込みなどの問い合わせは 03-3344-1945

家庭でできる法事法要(1月23日)

講師: 橋爪大三郎(東京工業大学教授・社会学)

日時: 2008年1月23日(水) 午後6時30分~8時30分

受講料: 2700円

会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館 6階 607

概要:仏壇のないマンションに住む核家族。都市のありふれた家庭では、死と向き合う機会がなくなった。逃れようのない現実、人間の究極の可能性と向き合うことで、親子関係を見直し、教育の可能性を考えよう。日本人の身近な、しかし疎遠な葬式仏教を、その本来の姿でとらえ返し、死者を思う真剣で心あたたまる場を共有する。そんな式次第を、考えてみた。仏教系無宗派、「誰でもの仏教」を手にするマニュアルを紹介し、実践してみる。

略歴: 橋爪 大三郎(はしづめ だいさぶろう)
1948年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。執筆活動を経て、1989年より東工大に勤務。現在、同世界文明センター副センター長を勤務。社会学者。著書に、『仏教の言説戦略』(勁草書房)、『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)、『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『社会の不思議』(朝日出版社)など多数。近著に、『家庭でできる法事法要』(径書房)がある。

お申し込み先  新宿住友ビル4階 朝日カルチャーセンター
   電話予約・振込みなどの問い合わせは 03-3344-1945

地球環境問題と科学技術(1月16日)

講師: 長崎 浩 (思想家)

日時: 2008年1月16日(水) 午後6時30分~8時30分

受講料: 2700円

会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館 6階 607

概要:経済成長と科学技術とが競合脱線しつつ地の果てまでも押し進んでいる。地球環境問題はその現れであり、今世紀はあらゆる事柄が地球の影を逃れることができないであろう。米国の環境保護運動の指導理念となったアルド・レオポルドの「土地倫理」を「適切技術」の実践経験で補い、技術学的に適切でかつ道徳的に正しい技術と政策の選択枠組みを考える。この枠組みを「地球共同体」の技術と倫理にまで拡張することを試みる。

略歴:長崎 浩(ながさき ひろし)
BM技術協会前会長、東北文化学園大学医療福祉学部教授。著書に、「地球三部作」として『細菌が地球を救う BMW 技術の挑戦』(東洋経済新報社)、『技術は地球を救えるか』(作品社)、『思想としての地球』(太田出版)がある。

お申し込み先  新宿住友ビル4階 朝日カルチャーセンター
   電話予約・振込みなどの問い合わせは 03-3344-1945

「知識は社会をつくる」第5回 高乗正臣先生(1月9日)

講師: 高乗正臣 (平成国際大学大学院法学研究科教授)

タイトル: 人権制約原理としての公共の福祉

 戦後日本の人権論は、J.S.ミルの『自由論』の決定的な影響下にあり、個人が人間としての誇りを持った存在として尊重されるためには、他人に干渉されずに自分で決定できる「自己決定権」が保証されなければならないという議論が盛んになりました。近年の医療関係訴訟における最高裁判決では、この「自己決定権」を認める傾向があります。本講演では、「自己決定権」の原理的側面および実務的側面についてお話を伺います。

日時: 2008年1月9日(水) 17:00~18:00

会場: 大岡山キャンパス 西9号館6階 607


* フォーラム「知識は社会をつくる」について
 2007年10月~2008年1月のVALDESフォーラムには、「知識は社会をつくる」というコンセプトを設定しました。現在、社会には様々な問題が山積しています。そうした問題の現場で何が起こっているのか、そして問題に対して、第一線で活躍しておられる方々は知識をどのように活用して問題を解決へ導いているのか。また、問題に対して私たちは何ができるのか。いま社会で起こっている出来事について第一線にいる当事者の方々にお話していただくことによって、価値システムならではの様々な視点から新たな問題解決アプローチの可能性を探っていければと考えています。専攻以外の方も歓迎です。興味のある方はぜひご参加下さい。

・大学院生のフォーラム委員が主体となってVALDESフォーラムの企画・運営を行っています。

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