世論調査に基づく政治意識・政治行動分析の未来(5月12日)

講師: 谷口 尚子(東工大社会理工学研究科価値システム専攻 准教授)

タイトル: 世論調査に基づく政治意識・政治行動分析の未来

会場: 大岡山キャンパス 西9号館 2階 コラボレーションルーム

日時: 2010年 5月12日(水) 17:00 ~ 18:00

概要: 有権者の政治意識・政治行動の把握には、世論調査とそのデータの分析が多用されている。調査・統計手法の発展から、研究の蓄積が進んではいるが、近年の調査環境の悪化と資金難から、従来型の調査に基づく研究の未来は決して明るくない。そこで、(1)大規模国際比較調査による研究、(2)実験やインターネット等を利用した新たな調査研究の事例を挙げ、世論調査に基づく政治意識・政治行動研究の将来像を考える。

・谷口尚子准教授(VALDES研究室・教員紹介)

ウェーバー『古代ユダヤ教』を読む(6月16日)

講師:橋爪大三郎 (東京工業大学教授)

日時:2010年6月16日(水) 18時30分~20時30分

場所:大岡山キャンパス 西9号館 3階 W934講義室

受講料:2700円

概要:ウェーバーの最高の業績、『古代ユダヤ教』。その難解な分析に、彼はどんな狙いをこめたのか。特異なあり方をする西欧文明の不可思議な源流を、聖書のなかに探る。偉大な社会学者マックス・ウェーバーの最高の業績と言われる『古代ユダヤ教』(岩波文庫)。だがその議論は、旧約聖書や古代史を縦横に引用し、複雑で、予備知識なしに理解できない。ウェーバーはこの分析に、なにを託したのか。近代をリードし普遍的な貌をもつ西欧文明の、隠されたローカルで土俗的な起源が、実は明らかにされている。その秘密を理解すれば、現代世界を読み解く大きなヒントが手に入るだろう。

講師略歴:橋爪大三郎(はしづめ だいさぶろう)
1948年生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。執筆活動を経て、1989年より東工大に勤務。現在、同世界文明センター副センター長を兼務。社会学者。著書に、『仏教の言説戦略』(勁草書房)、『世界がわかる宗教社会学入門』(ちくま文庫)、『はじめての構造主義』(講談社現代新書)、『社会の不思議』(朝日出版社)など多数。近著に、『裁判員の教科書』(ミネルヴァ書房)、『はじめての言語ゲーム』(講談社)がある。

お申し込み先  新宿住友ビル4階 朝日カルチャーセンター
   電話予約・振込みなどの問い合わせは 03-3344-1945

ヨーロッパ中世の宗教・哲学世界(5月25日)

講師:八木雄二 (立教大学講師)

日時:2010年5月25日(火) 18時30分~20時30分

場所:大岡山キャンパス 西9号館 3階 W934講義室

受講料:2700円

概要:ヨーロッパ中世の精神世界はケルトの文化を基盤としている。それは宗教にもっとも高い権威を与える文化であった。キリスト教会はその文化にうまく乗って中世において最高の権威をもつことができた。しかし経済力が高まるなかで遊行する若者たちは新知識を求め、ギリシア哲学、科学に引きつけられていった。教会は「神学」を構成して若者の知的渇望に応えようとしたが、神学の発展は、意外な方向に進み、神学自体を崩壊させ、近代科学を開くことになった。

講師略歴:八木雄二 (やぎ ゆうじ)
1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程を修了してドゥンス・スコトゥスの存在の一義性の説についての学位論文で、1992年文学博士。現在、立教大学講師、清泉女子大学講師。1978年から都立東京港野鳥公園でボランティア活動、現在NPO法人東京港グリーンボランティア理事長。NPO法人リトルターン・プロジェクト理事、NPO法人ストップフロン全国連絡会理事。日本国際ワークキャンプセンター評議員。著書「鳥のうた」平凡社、「イエスと親鸞」講談社、「中世哲学への招待」平凡社、「古代哲学への招待」平凡社、「ただ一人生きる思想」筑摩書房、「生態系存在論序説」知泉書館、「生態系倫理学の構築」知泉書館、「天使はなぜ堕落するのか」春秋社、など。

お申し込み先  新宿住友ビル4階 朝日カルチャーセンター
   電話予約・振込みなどの問い合わせは 03-3344-1945

Jポップと現代社会(5月19日)

講師:宇野常寛(評論家) × 
   水無田気流(詩人、東京工業大学世界文明センター・フェロー)

日時:2010年5月19日(水) 18時30分~20時30分

場所:大岡山キャンパス 西9号館 3階 W934講義室

受講料:3000円

概要:80年代後半以降の主要アーティストによるポップソングの歌詞を、社会評論と美学的な観点の双方から読み解く。流行歌の歌詞に表現された若者の自意識の変遷や、アフターバブルの自分探しを軸に、近年のネオ郊外化現象、情報技術の進展によるコミュニケーション形態の変化、消費空間のテーマパーク化、さらにはグローバル化や低成長など経済社会構造の変化が、ユース・カルチャーにもたらした影響などについて、省察していく。

講師略歴:宇野常寛 (うの つねひろ)
1978年生まれ。批評家。批評誌〈PLANETS〉編集長。著書に「ゼロ年代の想像力」(早川書房)。共著に更科修一郎との時評対談集「サブカルチャー最終審判 批評のジェノサイス」(サイゾー)。近刊に「母性のディストピア」(新潮社)など。

講師略歴:水無田気流 (みなした きりう)
1970年生まれ。本名・田中理恵子。2005年、早稲田大学大学院社会科学研究科博士後期課程単位取得満期退学。2003年第41回現代詩手帖賞受賞。2006年、第1詩集『音速平和』(2005年、思潮社刊)で第11回中原中也賞受賞。2008年、第2詩集『Z境(ぜっきょう)』で第49回晩翠賞受賞。評論に、『黒山もこもこ、抜けたら荒野―デフレ世代の憂鬱と希望―』(2008年、光文社新書)『無頼化する女たち』(2009年、洋泉社新書y)。

お申し込み先  新宿住友ビル4階 朝日カルチャーセンター
   電話予約・振込みなどの問い合わせは 03-3344-1945

★★価値システム専攻入試説明会(5月12日・6月9日)★★

下記の通り,価値システム専攻入試説明会を行います。西9号館の2階の奥にある,203ゼミ室へお出でください。当日は,Open Room(西9号館8,9階の研究室公開)も開かれます。(詳細は追ってアップいたします)

日程:2010年5月12日(水),6月9日(水)
会場:東京工業大学大岡山キャンパス西9号館W棟203ゼミ室

昼の部:専攻・入試・カリキュラム・教育プログラムの概要:12:30-13:30
 12:30~12:35 専攻長挨拶(田中)
 12:35~12:45 入試についての説明(入試委員:高岸)
 12:45~13:00 専攻のカリキュラムについての説明(教務担当:猪原)
 13:00~13:30 教育研究プログラムについての説明
     ・社会的サービス価値のデザイン・イノベーター育成プログラム(木嶋)
     ・合意形成学国際プログラム(猪原)
     ・清華大学合同プログラム(田中)
     ・ディジタル人文工学特別教育研究コース(徃住)

各研究室の紹介:13:30-16:00頃まで

夕方の部:専攻・入試・カリキュラム・教育プログラムの概要:18:00-19:00
 18:00~18:05 専攻長挨拶(田中)
 18:05~18:15 入試についての説明(入試委員:高岸)
 18:15~18:30 専攻のカリキュラムについての説明(教務担当:猪原)
 18:30~19:00 教育研究プログラムについての説明
     ・社会的サービス価値のデザイン・イノベーター育成プログラム(木嶋)
     ・合意形成学国際プログラム(猪原)
     ・清華大学合同プログラム(田中)
     ・ディジタル人文工学特別教育研究コース(徃住)

※夕方の部は昼の部と同じ内容です。


■詳細情報
入試説明会およびOpen Roomについて

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