博士論文発表会のお知らせ(6月15日)

下記の通り,博士論文発表会を行います。以下の発表会は公開ですので,本専攻に興味がある方(受験希望の方等)は ぜひお越しください。


日 時 平成23年6月15日(水) 9:30〜10:30
場 所 西9号館7階707号室 専攻AVセミナー室

発表者 大村 梓
題 目 The Paradox of Modernism:Paul Morand and the Literature of Japanese Modernism

・論文発表会日程

ディジタル人文工学セミナーのお知らせ(6月1日)

パリテック(フランス)のひとつ、Telecom ParisTechから、ヴァレリー・ヴォードワン先生をお呼びして、講演と討論会を開催します。同時に同校から社会学者のYoriko Inada先生もお出でになります。人文科学における電子解析、計量解析から、社会における複雑ネットワークまで広い範囲をカバーします。

タイトル:Textual Statistics and the networks of sociability

講演者:Dr. Valérie BEAUDOUIN (Enseignant-chercheur à Télécom ParisTech, Directrice d'études, Département Sciences économiques et sociale)
(英語で行います)

日時:2011年6月1日(水) 17時~18時半

場所:西9号館9階910中セミナー室

司会:赤間啓之(人間行動システム専攻)

共催:
異分野融合プロジェクト:人文工学の方法による人文社会科学の実質化
ディジタル人文工学特別教育研究コース
認知科学セミナー

日本学術会議「シミュレーションと社会-文理を結ぶ新しい方法論」(6月4日)

 日本学術会議において「シミュレーションと社会-文理を結ぶ新しい方法論」と題する公開シンポジウムが下記の通り開催されます。このシンポジウムには、本専攻の今田高俊教授ほか、かつて本専攻で教鞭をとられた遠藤薫学習院大学教授、本専攻の卒業生である中井豊芝浦工業大学教授が参加されます。

日本学術会議公開シンポジウム「シミュレーションと社会-文理を結ぶ新しい方法論」

主催: 日本学術会議 社会学委員会 社会理論分科会
会場: 日本学術会議講堂(東京都港区六本木7-22-34)
日時: 2011年 6月4日(土) 13:00 ~ 17:30
参加無料 (事前申込不要)

・詳細(PDF)

・今田高俊研究室(VALDES)

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高岸輝准教授記念講演「室町絵巻の魔力-再生と創造の中世-」(6月22日)

 大学院社会理工学研究科価値システム専攻では、高岸輝准教授の第7回〔2010年度〕日本学術振興会賞受賞を記念して下記のように講演会を開催することになりました。ご多忙とは存じますが、ぜひご参加いただけるようご案内させていただきます。

大学院社会理工学研究科価値システム専攻
専攻長 猪原健弘


高岸輝准教授 第7回〔2010年度〕日本学術振興会賞受賞記念講演会

会場: 東工大蔵前会館(Tokyo Tech Front) 1階 ロイアルブルーホール

日時: 2011年 6月22日(水)

プログラム:
 17:00 ~ 17:10 研究科長祝辞
 17:10 ~ 18:10 記念講演「室町絵巻の魔力-再生と創造の中世-」高岸輝准教授

主催: 大学院社会理工学研究科価値システム専攻
共催: 大学院社会理工学研究科

*入場無料。どなたでもご参加いただけます。


講演概要:
 日本美術のさまざまなジャンルの中で、絵巻ほど面白い素材はない。それは、手の中に納まる極小の巻物に、無限の空間と時間を往来するストーリーが、絵を伴って展開するからである。平安から江戸時代にかけて、権力者は時代を代表する知識人たちにストーリーを執筆させ、それを名手と呼ばれる絵師に描かせ、秘蔵した。前近代における最高の知性と感性の結晶が絵巻であり、それは妖しい魔力を放つ宝物中の宝物であった。
 日本美術史では、平安から鎌倉にかけての国宝級の名品について個別に研究が進められて絵巻の黄金時代とされる一方で、室町はその衰退期と見なされてきた。しかし、数多くの室町絵巻を群としてとらえなおし、公家の日記などから天皇や将軍周辺における制作・鑑賞・コレクションの実態を分析すると、創造性豊かな美の世界が浮かび上がってくる。ピークから下降線をたどる中で、そこからの再生にかける人間の営みの中にこそ現れる叡智がある。
 今日、絵巻の研究は日本・美術史の枠を超え、文学・歴史・宗教をはじめ学際的な広がりをもち、諸外国での国際的な調査研究が進んでいる。総合的な史料学としての「絵巻学」の可能性についても展望を述べたい。

講師について:
 東京工業大学大学院社会理工学研究科価値システム専攻准教授。専門は日本美術史、特に中世絵画史。東京芸術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(美術)。日本学術振興会特別研究員、大和文華館学芸部員を経て現職。著書に『室町王権と絵画』(京都大学学術出版会)、『室町絵巻の魔力』(吉川弘文館)など。

・高岸輝研究室(VALDES)

・東京工業大学 News & Topics 「高岸 輝 准教授が第7回日本学術振興会賞受賞」
・日本学術振興会「第7回(平成22年度)日本学術振興会賞の受賞者決定について」

高度社会システムはどう創られるのか? ─いま考える日本社会の再構築(5月18日)

講師: 鴨志田 晃 (東京工業大学ソリューション研究機構特任教授)  

タイトル: 高度社会システムはどう創られるのか? ─いま考える日本社会の再構築─

会場: 大岡山キャンパス 西9号館 6階 607

日時: 2011年 5月18日(水) 17:00 ~ 18:00

概要:
 日本は、3月11日に発生した東日本大震災によって未曾有の危機に瀕している。日本はこれまでの失われた20年の間、政治は混迷し、経済は低迷し、国民は憔悴して、元気を失い、先の見えない未来に大いなる不安を抱いていた。
 日本が失った元気を取り戻し、社会にダイナミズムを取り戻すためには、いま日本を覆っている閉塞感を打破することが必要だ。
 では、閉塞感とは何か?-----
 閉塞感とは、すべての事柄が停滞し、変革の糸口が見えない状況のことであろう。日本は有為の人材を輩出し、今日の繁栄を築いてきたという歴史があるにもかかわらず、いつのまにか、こうした有為の人材を育て、彼らが生き生きと活躍できる場を失ってしまったのではないか。世界に目を転じてみると、グーグルやフェイスブックを生み続けるアメリカも今や飛ぶ鳥を落とす勢いで成長し続けるアジアの国々も常に変革を意識しながらダイナミックに活動している。
 講演者は長らく産業界に身を置きながら世界を舞台にビジネスに関わり、アメリカのシリコンバレーやイギリスの政治改革に向けたすさまじいダイナミズムを肌で感じてきた。
 いまの日本は明治維新、太平洋戦争の敗戦に次ぐ大きな転換期に差し掛かっていることは明白だ。そして、3月11日の大震災の発生がその必要性と逼迫性をますます高めたのである。
 かつて関東大震災の後に後藤新平が復興院を構想したように今のわが国にも大きな社会変革=ソーシャルイノベーションが不可欠である。
 本講演では、講演者が深くかかわってきた米国シリコンバレーの事例を紐解きながら、今、日本に求められる高度社会システムに関わるソーシャルイノベーションの在り方と方向についてお話したいと考えている。

講師について:
 東京工業大学ソリューション研究機構特任教授。博士(工学)。ジーニアス代表。社会起業家フォーラム・パートナー。東京電力株式会社を経て、日本総合研究所、デロイトコンサルティング統括パートナー(執行役員)、シスコシステムズIBSG日本統括マネージング・パートナーを歴任。現在、新しい社会システムの創造とグローバル人材の育成を目指すプロジェクトを主導。英国ケンブリッジ大学サービスアライアンス評議委員。

・鴨志田晃研究室(VALDES)

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