劉岸偉教授がJINF日本研究特別賞を受賞

 価値システム専攻で教鞭をとられている劉岸偉教授が、著書『周作人伝 ある知日派文人の精神史』(ミネルヴァ書房、2011年)によって、第1回「寺田真理記念 日本研究賞」の特別賞を受賞しました。この賞は、公益財団法人国家基本問題研究所(JINF)が、優れた日本研究を顕彰・奨励するために設けたものです。

・劉岸偉教授が日本研究特別賞を受賞(東工大ニュース)
・劉岸偉教授(価値システム専攻 研究室・教員紹介)

ゲーム理論による「社会規範」の定式化(6月25日)

【学内関係者限定(学生、教職員、研究員等)】

講師:吉良洋輔氏(日本学術振興会特別研究員・谷口研究室)

タイトル:ゲーム理論による「社会規範」の定式化

会場:大岡山キャンパス 西9号館 6階 607教室

日時:2014年6月25日(水)17:00〜18:00

概要:「社会規範」とは、人々の間で共有された、「ある行動をするべきである(もしくはすべきでない)」という期待である。
 社会学では、社会規範に対して、《何らかの目的を達成するために人々が道具的に作り出すものだ"》という見方と 《その社会の歴史的経緯によって形作らるもので、目的合理的に作り出されるものではない"》という見方がある。
 本報告では、ゲーム理論のモデルの一つである「繰り返しゲーム」に対して「均衡精緻化」と呼ばれる手法を適用することによって、これらの見方を統合することを試みる。

講演者プロフィール:
専門はゲーム理論、社会学(合理的選択理論)、政治学(公共選択論)。地方自治や市民の政治参加といったテーマについて、ゲーム理論や社会学の観点からアプローチし、近年は東日本大震災における選択行動などにも注目している。2014年東北大学大学院にて博士号取得。

著作・業績:「なぜコミュニケーションは社会的ジレンマを解決させるのか?--繰り返しN人囚人のジレンマの均衡精緻化--」(『理論と方法』53号)、「ゲーム理論による市町村合併定式化の試み」『公共選択の研究』 56号)など。

研究科ランチョンセミナー・原嘉志「China and its Emerging Civil Society」(6月13日)

 社会理工学研究科の開催するランチョンセミナーで、価値システム専攻の原嘉志さんが報告されます。昼食をともにしながらのディスカッションや情報交換です。みなさまどうぞ昼食をご持参の上、お気軽にご参加ください。


日時: 2014年6月13日(金) 12:25~13:05
場所: 西9号館W棟 3階 318研究科会議室
報告: 原嘉志(Hiroshi Hara)蟹江研・D1
タイトル: 「China and its Emerging Civil Society」
概要: China during the past few decades has been characterized by dramatic transformations in the economy, society and even, to a certain extent, in politics. As the country prospers to become one of the most powerful economic giants in the global community and seeks its "rightful place in the sun" in the global order, China has been confronted with an increasing number of diverse social issues which the government alone cannot cope with much less resolve, due to their complexity. This dilemmatic situation has generated political pressures from the people in the sense of demanding accountability from the government and the responsiveness to address the plethora of socio-economic problems, which coexist with their country's fast economic growth and the much-acclaimed "Rise of China." This has provided the basis for certain significant implications for the rise of 'civil society' in China. Thus, this workshop-seminar is aimed at providing comprehensive discussions on contemporary China's society and its emerging civil society.
(発表は英語。質疑応答は英語・日本語可)

・助教、PD、博士学生を主対象とした会ですが、それ以外の教員や学生の方も歓迎します。
・お茶・お菓子などを有志で準備しています。

・大学院社会理工学研究科ランチョンセミナー(研究科公式ページ)